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■  神戸大学
  

飯田絵理子

神戸大学 経営学部 : スイス/3年
 

編入試験を終えて。
 

 この4月から私は、神戸大学経営学部へ編入し、また新たな場所で新しいことを学ぶ機会を与えられ、去年とはまた違った意味で充実した毎日を過ごしています。国公立大学と言うと、どうしても受験科目の多さと、難関であるというイメージが先走りしてしまい、特に日本で住んでいる学生よりも国語力の劣る、帰国子女生にとっては、手の届かない存在になってしまいがちです。また、大学全入時代に入りつつある現在でも、国公立大学受験志願者は非常に多く、少し勉強しただけで、簡単に入学できるというものではありません。ここで、私が紹介する、編入学試験も、決して広き門ではありませんが、一つの入学例として紹介します。


 まず、私が初めて大学受験を経験したのはスイス公文学園高等部を卒業したあとでした。その時は、帰国子女の枠を使って、どこでもいいから合格したいという気持ちでいっぱいでした。結果、私は高校からの推薦で、何の努力もせずに、立命館大学国際関係学部の入学を決意してしまいました。


 

私が神戸大学経営学部への編入学を考えたのは、立命館大学に入学後、自ら学びたいという学問が大学内に見つからず、また、立命館大学で選択した科目の一つから、経営学に非常に興味をもったので、どうせ経営学を学ぶなら、経営学で有名な著書を数多く出しておられる先生方がいる神戸大学にしようと考えたからです。


神戸大学経営学部は、受験科目がTOEFLかTOEICの成績の提出と専門科目の2教科だけで、英語が得意な帰国子女生には有利な試験であると思います。私はTOEFLで受験をしましたが、これはFIAでのTOEFL集中コースを受講していたおかげで、目標点数を難なく超えることが出来ました。また専門科目も経営学に関する基礎の確認事項のようなテストなので、やる気さえあれば、同系学部からの編入でなくても、独学で勉強できると思います。


 しかし、前の大学の勉強と編入のための勉強、そしてアルバイトやサークル活動などの両立は簡単なものではありません。また、自分の周りは受験生ではないので、切磋琢磨する仲間もいません。私は誰にも言わずに受験を決意したので、「このまま、受験を辞めても、誰からも攻められることも何もない。」と何度も、受験をあきらめかけました。しかし、せっかくのこのチャンスを逃すわけにはいかない!自分の人生の転機であるかもしれない!と、逃げ腰になるたびに、自分を励まし、勉強を続けました。このとき、私は改めて勉強は、誰かのためにするものでも、競争して行うものでもなく、自分のために自分が学びたいと思うことをするものであると痛感しました。


 

 努力の甲斐があって、私は神戸大学3年生の切符を手に入れることが出来ました。しかし、まだスタート地点にたったばかりです。今までは大学合格がゴールであると思っていたけれど、本当のスタートはここからです。


 FIAの先生方には、大学入学後も、お世話になっています。実際、FIAには3ヶ月足らずしか行っていないにもかかわらず、ここまでお世話になって申し訳ない気持ちでいっぱいです。古川先生、郡山先生、いつか、恩返しするからねっ。


 役に立たない編入試験体験談ですが、分からないこと、編入に関して私が答えられることであれば、何でもお答えしますので、聞いてくださいね。