新聞記事を小論文に生かす(その1)


 6月23日の朝刊にコンビニ弁当の値引き販売がOKになる新聞記事が掲載された。


 コンビニの店舗の多くはフランチャイズ制だ。各店舗にはオーナーがいる。弁当が売れ残ると、これまではコンビニ本社、例えばセブンイレブンジャパンからオーナーは弁当の廃棄を強制され、スーパーみたいに半額売りは許されなかった。
 
 
値引き販売を許すと、本社の利益の取り分が少なくなるということらしい。ところが、今日の新聞によると、本社が各店舗に強制して弁当を廃棄させてはならず、「半額売りを自由に許しなさい」という国からの命令が出だとのことだ。 半額売りで弁当を売り切れば年間で4億2000万食相当分が捨てられないですむ計算だ。


 この問題では、コンビニ本社、各店舗のオーナー、私たち消費者の利益が鋭く対立する。だから、まず各関係者にどんな具体的な利益及び損失があるのかを検討しなくてはならないだろう。それが、この問題を考える上での第一歩である。


 しかし、それだけではない。この問題をつきつめていくと、世界の食糧危機問題に行き当たるように見える。

 
 ここからはさらなる応用力が必要だ。(つづく)