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■  2007年03月
2007/03/17 19:03

AO入試


2007年度帰国生受験の特徴として第一に挙げられることは帰国生入試が多様になってきた事です。一般生のAO入試の中に帰国生も受験できるという方式が多くなってきました。帰国生にとってはセンター試験免除であるので受験しやすく、個人の特性を生かせるのではないでしょうか。しかし受験条件として成績をしっかり示せるようにする事です。


スポーツの実績を示したり、コンサート出演のプログラムを提出するのもいいでしょう。しかし、何よりも大学に入って講義を理解する力としての学力を示す成績は何よりも大切です。成績に関してはいずれの方式で受験するにしても、いずれの大学も帰国生である限りは成績は重視すると考えてください。FIAの昨年度の実績としてはAO方式での受験生はAPU、立命館、関西学院、成蹊、桃山学院といったところを受験しました。それぞれ特徴のある入試方法ですのでAO入試を決めたらその特徴を攻める方法をFIAでともに考えることが大切です。まず始めに次の点に留意して出願を考えてください。


1、 在校中に成績を上げる努力をする。
2、 語学力を示す実績を作る。例、TOEFLや統一試験の成績
3、 書類作成のための材料として何かに力を入れて励んでおく。
例、ボランティア活動、スポーツ、文化活動など。
4、 将来へと繋がる確かな理由を持って志望する大学、学部を決める。


以上の様に目的意識を持って海外滞在中から受験に備えれば計画どおり合格へと結びつくでしょう。しかし、帰国後進路を決める場合にも決して諦めずにTOEFLコースを受講して スコアを上げる努力をしたり、出身高校との連絡を密にして出来るだけ完全な提出書類の収集に努めたりといろんな努力は出来ます。諦めない事が大切です。2007年度受験生の例をあげるなら、関西学院の総合政策学部受験を希望していたが、TOEFLのスコアが足りず、後少し、後少しとコースを受講してテストを受けつづけた結果、8月の終わりに目標点に達して無事用意した書類を仕上げたケースがあります。受験したいという意志を持ち続けることがいかに大切かということを見せてくれました。


オセアニア地域生へ


オセアニア地域に留学中の皆さんは受験をどのように考えておられますか。今年もニュージーランドからの受験生は苦労をしました。ニュージーランド留学生は高校3年生が始まる1月から受験生ですね。日本の現役一般生と同じ立場で受験を迎えます。9月には大学受験が始まります。十分な用意ができずに受験に突入することが多くあります。7月からはFIAで勉強してください。オセアニアコースでは論文、英語の勉強は勿論、願書作成から面接練習まで受験にまつわる全てをコースのプログラムに入れています。勿論オセアニア地域生専門のTOEFLコースも毎日開いています。是非、TOEFLスコアアップの最後のチャンスを生かしてください。英語のスコアを挙げる計画に乗れたら、次は論文力をつけ、そして英語の過去問題研究をしましょう。今年は最後の勉強チャンスとしてオセアニア秋期コースを設けました。


即ち受験直前コースです。9月10月に受験のために帰国したらその足でFIAに向かいましょう。2日でも3日でも直前準備をしてください。勿論面接練習は受験が近いほど臨場感がもてますので力がはいります。一人ずつの練習が夕方遅くまで続くのもこの時期です。


2007年関西圏における帰国生入試


例年のごとくFIAは関西4大学受験者が多くそれなりの実績を残しました。


関西における帰国生入試は年々受験方式がかわり、関西大学では経済学部の受け入れが廃止されました。また総合情報学部の書類入試はなくなりました。どうしても関西大学と考える受験生はAO入試を試みてください。また、DD入試もいいでしょう。ただし、目的意識をはっきりさせないと条件であるTOEFLのスコア提出にいくら自信があっても不合格となりますでしょう。FIA生は見事に振り落とされました。2008年で雪辱を果たしたいと思っています。関西学院大学では社会学部、経済学部、総合政策学部に加えて、文学部もAO入試に入れられました。総合政策学部以外は当日試験もあり、提出書類も多くなり帰国生にとっては難関度が上がったとみなされるべきでしょう。その結果商学部法学部受験者が多くなったのではないでしょうか。


相変わらず帰国生に人気のある立命館大学です。年々受験資格に厳しくなってきています。注意してください。特にニュージ―ランドからの帰国生は提出書類に注意しましょう。事前に就学歴の審査をして貰って下さい。最終学年の捉え方が難しいのです。2年間の滞在であっても12年終了となるのか13年終了となるのかの判断が成績書で決まってきます。ご注意下さい。2007年度は映像学部が出来、AO入試がありました。2008年度は帰国生入試を行ってくれるといいですね。相変わらず関西の外国語大学として人気の高い京都外国語大学、関西外国語大学ですが、どちらも難易度はあまり変わらなかったようです。


FIA生の関東圏での受験


ご覧いただいていますようにFIAは大阪にある関西圏受験者の多い予備校ですが、毎年半数近くの受講生が関東圏での受験を希望します。2007年度はことに多くの受験生を関東圏へ送りました。例年関西圏で示す実力に比例した実績は出せませんが、2007年は立教、学習院、明治学院と一応の結果を残したことは今後に向けてうれしいことです。


国公立大学受験


相変わらず国公立大学受験者の少ないFIAです。試験日が遅いというのが一大原因でしょう。9月10月に私立大学の入試が終わると国公立大学受験の準備に入りますが、私立大学に合格してしまうとハングリー状態がなくなるので勉学に対する持続性がなくなります。是非初志を貫徹されん事を願います。


単身留学生を帰国生として受け入れてくれる国公立大学が少ないのも大きな原因でしょう。しかし 関西でなら京都大学以外では大阪府立大学、和歌山大学、広島大学が受験しやすいのではないかと思われます。センター試験を受けないでも受験できるという魅力は大きいのではありませんか。一方、帰国後センター試験を受けておくというのも考えてみてください。受験の範囲を大きく広げてくれます。最近は私立大学受験もセンター試験の成績を出せば学科試験は必要ない場合が多くなりました。センターの受験科目は3教科でもよいのですからやってみましょう。


国公立大学は独立法人になってから2校、3校の統合がおこなわれています。関西圏でも大阪女子大学と大阪府立大学が昨年統合され学部の再編がなされました。大阪大学と大阪外国語大学は今年秋に統合されます。編入で今年合格した生徒が来年はどうなるのか少し不安だと話しています。


一般受験


今年は2人の一般受験生をむかえました。勿論帰国生ですが、卒業後年数がたち、帰国生としての受験資格を失ってしまった方々です。国語または論文と英語で受験できる大学を探しました。多くの大学で受験可能です。ただ、センター試験の成績を持っていると可能性がぐんと広がります。帰国生もセンターは問題外といわずまじめに取り組んで欲しいものです。可能性を広げるという意味では帰国生はTOEFLやTOEICの高いスコアを持つことが合格への近道を意味します。帰国後はFIAのTOEFLコースでみっちりTOEFL英語を攻めてください。FIA方式による単語練習をするとボキャブラリーが一段と多くなります。


勿論一般受験をした帰国生も合格を摂ってくれました。大学進学を諦めず帰国後の年数にもとらわれずに進学を考えましょう。必ず希望の持てる方策をFIAのスタッフと一緒に考えましょう。道は開かれます。

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