■   2005年度生の体験記
  長谷川綾
  カナダ/3年
神戸大学 経済学部、慶應義塾大学 商学部、関西学院大学 商学部、上智大学 経済学部

 7月にFIAに通い始めた頃、まだ私は志望校を決めていませんでした。受験をするという自覚もなく、受かった大学に行けばいいやとさえ考えていました。しかし、7月の下旬になるとFIAの友達が受験要項を取り寄せたり、出願し始めたので少しあせり始めて、私立は慶應、早稲田、上智、関学を受けることに決めました。


 学部は、カナダの高校に在学中に興味を持った経済学部と商学部を受けました。大学や、学部によっては高校で特定の科目の単位を持っていることを条件としているので、高3の教科を選択する前に、大学のホームページを見て情報を集めておくべきです。


 慶應、上智と関学では面接があり、高校のときの課外活動のことを聞かれました。私は生徒会に入ったりボランティアをしたことがあるので話すことがあってよかったです。私のTOEFLのスコア560点(PBT)で高校の成績も特別良かったわけではないので、やはり合格は試験当日の結果で決められると思います。私は、慶應、上智、関学に合格しました。その頃、私は国立大学に行きたいと思うようになりました。私の第一志望神戸大学経済学部は12月1日が試験日だったので、10月から2ヶ月間、必死で勉強することに決めました。小論文はFIAで数学は神戸大学の医学部生に家庭教師をしてもらいました。外国の数学と、帰国子女受験の数学とは大きく違うので、初歩から教えてもらえてよかったです。そして、10月から夏にはサボリ気味だった小論文も真面目に書き始めました。


 しかし、神戸大学の出願開始の一週間ほど前に、出願書類のことで大学に問い合わせるとカナダの高校出身者は3年前から受験ができないといわれました。しかし、要項には国の指定がされていなかったので抗議をすると、SATのスコアを出せば受験資格をもらえるといわれ、勉強もできないままSATを受けました。スコアは1070とあまり良くなかったので、当日の試験で挽回しようと思いました。大学によっては、年によって出願資格が変わったりするので志望校を決める前に自分で問い合わせて、何が必要か聞いてください。帰国子女受験では、滞在国によって出願資格の基準が変わってくるので、過去の記録に頼らず自分で確認することをすすめます。


 私は見事神戸大学に合格することができました。掲示板に自分の受験番号を見つけたとき、2ヶ月間必死で努力してよかったと思いました。私は面接のある大学に全て合格したので、面接の答え方のコツを挙げます。‖膤悗箜愽瑤琉篤發鬚茲読んでおくこと日本と滞在国を比較し違いを知っておくこと少しぐらい作り話をしても、その大学への情熱を語ること、です。


 ちなみに、私は京都大学の一次書類審査で落ちました。京都大学や慶應のように一次で書類審査がある大学を受ける人は、統一試験や、中高の間に勉強を頑張ればよいと思います。しかし、私のように志望校を決定して約3ヶ月後に合格通知を受け取ることも、必死に集中して勉強すれば可能なので皆さん自分を信じて頑張ってください。そして、国公立大学を受験する人は、私立大学に合格しても気を抜かずに緊張状態を保ってください。

  松島 糾之
  イギリス/4.5年
関西学院大学 商学部、関西大学 経済学部、立命館大学 経済学部、同志社大学 商学部

FIAの魅力はフレンドリーな講師陣、志望大学に関する情報集めから始まり、入学後までトータルサポートをしてもらえました。クラスでは広範囲にわたるトピックについていろんな意見交換ができたのも勉強になりました。未だに足を運ぶといつも帰国の頃にタイムスリッピできる優しさに包まれた場所です。

  石田 裕加里
  カナダ/4年
関西学院大学 総合政策学部、甲南大学 文学部

私がFIAに行きはじめたのは8月の半ば、他の帰国生の子たちはすでに7月からFIAに通ってる中で私は、とても遅いスタートを切りました。海外に在住していた間、ほとんど日本人に会う事もなかった私にとって、日本語は小学2年生並、小論文を書く事はとても難しく大変苦しみました。でも自分でカナダの大学の進学を辞退してでも行きたかった希望の大学に絶対入ってやろうと思い、一生懸命勉強しました。


 たくさん苦しい事もありましたが、FIAで気の合う友達に出会えた事、頑張ることで辛い事を乗り切れる事が出来たということをFIAから貰った宝物として、これから大学に入ってもこのことを忘れずに頑張って行きたいと思います。

  柴田憲佑
  カナダ/3年
中央大学 商学部、立命館大学 経営学部

 受験の準備は早いに越したことはないと、受験をする一年前にFIAを訪れた。古川さんから特徴ある帰国生受験がどういうものなのか教えてもらい、これから自分はどうして行けばいいのか考え、通信の小論を取ることにした。そしてカナダの高校を卒業し、すぐさま(僕の実家は名古屋なので)大阪の学生寮に入り、6月のTOEFL集中コースからFIAに通うことにした。


 FIAは僕の思っていた予備校とは違い、非常にオープンでユニークな者達がそろっていて楽しかった。授業の方もしっかりしていて、長い間帰国生入試を手がけているだけあり効率の良い学び方ができた。また大規模な予備校ではあり得ないフレンドリーさと先生との距離の近さが魅力的で、とても親切だった。自分の努力は十分だったとは思わないけれど、FIAの助けがあったからこそ結果が出せたと思うのでとても感謝しています。

  中西小百合
  カナダ/3年
関西学院大学 文学部

六月にカナダから帰国して、夏休みの間入試に向けて勉強しようとがんばってはみたものの、何をどう勉強すれば良いのかわからないまま、時間だけが過ぎていってしまいました。でも、FIAに通うようになってからは、どんな問題が入試に出るか、面接ではどんなことを聞かれるのかなどを、過去問題を通して知ることができ、授業では、日本語での小論文の書き方を学び、英単語のボキャブラリーを増やしたり、漢字練習や現代社会、歴史、時事問題など、海外で長期滞在していた私たちにとって最も苦手とする事柄を学ぶことができました。


 先生の分かりやすい授業とご指導のおかげで、少しずつ過去問題に慣れていき、最後のほう、つまり入試直前には、小論文の問題もスラスラと答えられるようになりました。そのかいあって、受験は成功し、志望大学に合格することができました。


 そしてFIAには同じ帰国子女という環境の中で、おなじ「大学合格」という目標を持った仲間がいて、みんなで励まし合いながら、受験という壁を乗り越えようと必死に頑張る気持ちを分かり合いながら、助け合って勉強することができたので、弱気になることもなく、反対に楽しく勉強することができました。


 みんなとは受験が終わった今でも仲良しです!苦しいはずの受験が、こうした体験のおかげで、今となっては「しっかり努力しておもいっきり頑張れた」という充実感でいっぱいの、すばらしい思い出となりました。

  林健太郎
  カナダ/2年
立命館アジア太平洋大学、関西学院大学 総合政策学部、関西学院大学 商学部

 FIAでの三ヶ月の大学受験生活はあっという間に過ぎ去っていきました。受験生活はとても楽しく、辛さを感じることは全くありませんでした。過去に多くの帰国子女を志望大学に送り出している先生方の授業はとてもわかりやすく、論文、英論文も丁寧に添削してくれるので、日を追うごとに実力がついてきているということを実感できました。


 私はカナダに在学中、数回TOEFLを受験しましたが、なかなか思うようなスコアを得ることができませんでした。このままでは志望大学に出願すらできない状況でした。しかし、帰国後、FIAでTOEFL講習を受けた結果約60点もスコアを伸ばすことができ、無事志望大学に合格できました。


 AO入試の論文や志望理由は骨の折れる大変な作業ですが、先生方が何度も丁寧に添削、指導してくれたお陰で満足いく書類を作成することができました。私が志望大学に合格できたのは先生方の熱心な指導、また共に励ましあえる周りの友達の支えがあったからこそだと思います。FIAで学べ、本当に良かったと思います。短い間でしたが大変お世話になりました。

  谷澤久美
  カナダ/3年
関西学院大学 商学部、同志社大学 商学部

 「AO入試=面倒くさい入試」。これが私のFirst Impressionでした。同志社大学第一審査は書類審査のため、自己アピール、志望理由、今までの経歴、自由エッセイ(2000字)など多くの書類を用意する必要がありました。「そんな面倒くさいことは自分にはできんで、AO受験はしません!」何度、古川先生を困らせたことでしょう。しかし、今すべてを終えて合格を手にしたとき、あのときもう一度踏ん張ってAO入試を受けようと決め、また本当に面倒くさかった書類作成も乗り越えられたことに大変充実感を覚えています。


 AO入試を一度はあきらめたものの、やっぱり・・・と思えたのは、この上ないチャンスを自分は簡単にあきらめてしまうのか、面倒くさいから、と言って、後々には後悔の念にかられるのではないか、ダメもとでも勝負してやろう!と思えたからです。気持ちは向上したものの、書類作成はやはり甘いものではありませんでした。自己アピールを書こうとしたときは、今まで自分自身と見つめあったことがなかったためでしょう、自己をアピールできるところも見つからず、家族や友人に聞いて回ることもありました。志望理由を書くときは、まず大学のパンフレットを読むことに専念しました。なぜこの大学を志望したのか、そしてなぜこの学部なのか、自分の将来にどうつながっていくのかという3点に重点をおいて構成しました。


 次に今までの経歴と好きな本や芸術・映画を書く欄があり、経歴を書くところでは、今まで(日本と海外両方を含む)に得た表彰状を見たり、中学・高校でなにか役職(例えば部活動のキャプテンや生徒会役員)についていればそれを書きました。好きな本や映画を書く欄のために、書類作成と同時進行で本を読むこともありました。


 書類作成の中で一番大変だったのは2000字のエッセイでした。特に私は一番初めで手間取りました。何について書こうか、なかなかトピックが見つかりませんでした。やっとのことで「環境問題」について書こうと決めました。次に本格的な中身を決めていくときに、留学生ならではの観点を大切にしました。そこで「カナダと日本の環境問題」を比較して論じることにしました。トピックが決まれば次にインターネットや雑誌、書籍を利用して資料を集め、やっと書き始めることができました。提出期限も押し迫る中でのエッセイ作成でしたが、面倒くさいというよりも、自分の興味のあるトピックであることから、たのしくできたと思います。


 二次試験は面接です。私の場合、3人の教授達対私で30分間の面接がありました。初めはとても緊張しましたが、少しずつ雰囲気にも慣れ、あっという間の30分だったような気がします。面接の内容は、提出した書類に沿って、志望理由や将来への展望、海外での生活のこと、エッセイについての質問、また最近の新聞記事で印象に残っているものについてや、受験後の生活についてなどでした。面接の事前準備では、自分の作成した書類をくまなく見直すこと、自分なりに予想される質問を考え、実際にその返答を考えること、また毎日習慣的に新聞に目を通すことをしました。古川先生との面接練習も実際のシチュエーションを考えて行い、少しは自信がついた気がします。


 これらの書類作成も面接の事前準備も私一人ですべて完成させたわけではありません。そこには古川先生をはじめ、多くの先生方のお力添えがありました。本当にありがとういございました。


 最後に今後、AO入試を受けるであろう受験生のみなさんにいくつかアドバイスをさせていただきたいと思います。まずは、自己アピールの部分で、今まで自分がどんな経験をしてどのような結果を残してきたかが大切になってきます。そこで覚えておいて欲しいのは、現地で経験できること(スポーツ、ボランティア活動、生徒会活動など)はできるだけ積極的にこなすことです。また忘れてはならないのは勉強面です。やはり成績は重視されることが多いと思うので、現地での勉強は頑張ってください。高い成績を持って帰るほど、どの受験にも有利になることは事実です。


 また常に、海外と日本とのあらゆる違いを比較して見ておくことも必要になるでしょう。面接のときには、特に「海外と比較してどうですか」と聞かれることが多いです。また大学のパンフレットをしっかりと読むことも重要視してください。面接で、その大学の良さはここであって、だから私はこの大学で勉強したい!などのように強いアピールができるといいと思います。それぞれの大学、または学部によっては英語面接がありますので、その準備も忘れないようにするといいでしょう。


 そして最後は、書類作成にあたっての根気強さです!どんなに面倒くさくても、やり遂げたときの達成感はその人にしかわかりません。面倒くさいと思う気持ちに負けずに、まずはトライしてみてください。努力した分、それなりの結果がでますから。


 AO入試を受けようと思っているあなた、また他の全ての受験生のみなさん、とにかく今は現地での勉強やスポーツや様々な活動に力を入れて頑張ってください。私のようなものでも合格できたのですから、自信を持ってやり遂げてくださいね!GOOD LUCK.

  川合明菜
  アメリカ/4年
同志社大学 文学部、立命館大学 文学部

 AO入試の書類作成で苦労したことは、自由テーマで2000字のエッセーを書くところです。テーマがなかなか決まらず、とてもあせりました。AOで入試を考えている人は、自分をアピールできる題材を留学中考えたらいいんじゃないかと思います。


 それから、文章をわかりやすく構成していくには時間がものすごくかかりました。FIAでは、先生方に何度も添削をしてもらいました。AO入試の書類は、早めに進めていくほど良いものができると思います。留学中AO入試を受けるにあったってやっておいて良かったと思ったことは、私の場合は写真、ボランティア活動などです。 AO入試は、自分らしさがどれだけ多くの体験を通してアピールできるかがとても大事だと思いました。
 私はこれをがんばって、そこから何を学んだとゆうのを明確にできれば良いと思います。行ってきた活動の成果や証明は、文章や写真に残すことを忘れないようにしたほうが良いと思います。後でもできるんですが、現地にいるときに作っておけば書類作成もスムーズに出来ます。もちろんTOEFLやSAT、学校の成績は良いほどいいので、どんどん受けとくべきです。AO入試を考えている人は、多くのことを体験しつつ勉学にも励むことが大切だと思いました。経験したことなどは、日記にしてどう思ったカなど書き残しておくと便利だったかなとも思いました。